空手の2大世界大会をわかりやすく解説

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2020東京オリンピックで追加種目として採用された空手が注目されています。

世界193ヵ国という競技国数でありながら、今までオリンピックの正式種目として採用されたかった空手ですが、世界大会はいくつか開かれています。

この記事では東京オリンピックでの空手競技観戦を楽しむために、現在行われている空手の世界大会を紹介します。

なお、当サイトは基本的に伝統派空手を念頭においていますので、フルコンタクト空手の世界大会については別サイトを参照ください。

では、参ります!

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世界空手道選手権大会とは

世界空手道選手権大会とは、世界空手連盟(WKF)が主催し、偶数年に開催される空手道の世界大会です。

1970年に日本武道館で開催されたのをスタートに、2018年のスペインマドリードの大会で24回の開催を数えます。

1970年にスタートした世界空手道選手権大会ですが、最初は男子の組手(個人・団体)のみでした。

そこから

1980年スペイン・マドリード大会で男子個人形・女子個人形が加わり、男子の個人組手は6階級に分かれました。

そしてついに、1982年の台湾・台北大会で女子個人組手が加わります。女子は3階級制でした。

空手人口が増えてきて、女性の空手競技者が増えてきたんですね。

1992年スペイン・グラナダ大会では女子団体組手も加わりました。

2010年セルビア・ベオグラード大会から階級の区分が変わり、女子個人組手も男子と同じく5階級制になりました。

現在は

形(型)競技 男子個人・女子個人・男子団体・女子団体の4種目

組手競技 男子個人5階級・女子個人5階級・男子団体・女子団体の計12種目

形、組手合わせて16種目が開催されています。

今では世界空手連盟に加盟する国も193ヵ国となり、世界的に競技人口が増えています。

【関連】空手の競技人口(日本・世界)を調べてみると驚くべき数字になりました 

空手は日本発祥のお家芸ですが、この世界空手道選手権大会での日本の成績はどうなのでしょうか?

気になるところですね。

世界空手道選手権大会でのメダル獲得実績ベスト5

この記事を執筆している時点で、まさに2018年大会が行われている最中で、まだすべての結果が出ていません。

と言う事で、2016年大会までの成績をまとめました。

1~3位までをメダル獲得として計算しています。

男女合計のすべての種目を合計したメダル獲得数ベスト5

日本 190
フランス 163
スペイン 114
イタリア 99
ドイツ 50

いや~、日本の面目躍如ですね。

しかし、ヨーロッパで空手が盛んなことがうかがえますね。

意外だったのは、アメリカのメダル数が33個で7位だったこと。

空手人口は多い国ですが、フルコンタクトのほうが主流なのでしょうか?

では、男女別にみていきましょう。

男子形の合計メダル数

日本 36
フランス 22
イタリア 22
スペイン 13
ベネズエラ 8

女子形の合計メダル数

日本 40
スペイン 16
フランス 14
イタリア 14
アメリカ 11

形は日本が圧倒的に強いです。

これは沖縄で発祥した空手が日本全国に伝わるときに、実は形が中心に伝わっていったからかなと思っています。

【関連】空手の歴史について

ところが!組手のメダル獲得数になると様子が変わってきます。

男子組手の合計メダル数

フランス 78
日本 68
スペイン 63
イタリア 43
イラン 30

女子組手の合計メダル数

フランス 49
日本 46
スペイン 22
イタリア 20
トルコ 20

組手ではフランスが強いんですね。

うーん、東京オリンピックでは組手も男女とも金メダルラッシュを期待したいところですね。

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ワールドゲームズとは

もうひとつ紹介したい空手の世界大会がワールドゲームズです。

ワールドゲームズとは、夏季オリンピックの翌年に行われるスポーツの祭典。

オリンピック正式種目として採用されていない競技が行われます。

オリンピック正式種目ではなくても、空手のように世界中で盛んに行われている競技もあるのです。

ワールドゲームズを主催しているのは国際ワールドゲームズ協会という団体です。

ワールドゲームズは1981年にスタート

1981年 アメリカ・サンタクララ
1985年 イギリス・ロンドン
1989年 ドイツ・カールスルーエ
1993年 オランダ・デンハーグ
1997年 フィンランド・ラハティ
2001年 日本・秋田
2005年 ドイツ・デュイスブルク
2009年 台湾・高雄
2013年 コロンビア・カリ
2017年 ポーランド・ヴロツワフ

これまで10回開催されています。

2017年の第10回大会では、公式競技27競技、公開競技4競技の計31競技で行われました。

公式競技とは国際ワールドゲームズ協会の加盟競技(現在37競技)の中から実施される競技のこと。

公開競技とは開催都市で盛んなスポーツや伝統的なスポーツの中から実施されるものです。

空手道はワールドゲームズの公式競技のひとつです。

では、ワールドゲームズ空手道のメダル獲得実績も見てみましょう。

ワールドゲームズ空手道でのメダル獲得実績ベスト5

ワールドゲームズでも世界空手道選手権大会と同じく、すべての種目の合計メダル数では日本が圧勝です!

日本 72
イタリア 34
フランス 28
ドイツ 25
ベネズエラ 14

男子形のメダル獲得数

日本 12
イタリア 8
ベネズエラ 5
アメリカ 2
スペイン 1
フランス 1
エジプト 1
ペルー 1

女子形のメダル獲得数

日本 11
イタリア 4
ベネズエラ 3
スペイン 2
フランス 2
ドイツ 2
ベトナム 2
台湾 1
アメリカ 1

男子組手のメダル獲得数

日本 33
イタリア 19
ドイツ 15
フランス 14
エジプト 7

女子組手のメダル獲得数

日本 16
フランス 11
ドイツ 8
台湾 5
アメリカ 4

ワールドゲームズでは組手でも日本の圧勝ですね!

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