コントロールできるものにフォーカスする

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試合に出たら勝ちたいですよね。

では、あなたは試合の結果を100%コントロールできるでしょうか?

100%コントロールできるということは、勝とうと思えば100%勝てるということです。

そんな人はおそらくいないでしょう。

試合の結果は自分ではコントロールできません。

自分でコントロールできないことについて悩んでも、意味はありません。

メンタルトレーニングでは、感情身体反応はコントロールできないものと考えています。

身体反応とは、ある感情によって引き起こされる体の反応です。

  • 不安を感じてドキドキするという身体反応
  • 怒りを感じてブルブル震えるという身体反応

これらは直接コントロールすることはできません。

しかし、あなたはもしかすると「アンガーマネジメント」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

アンガーマネジメントとは怒りという感情をコントロールする技術のことです。

これができるなら、感情だってコントロールできるじゃないかと思われるかもしれません。

しかし、アンガーマネジメントの具体的なやり方というのは

  • 6秒我慢する
  • ~するべきという考え方をやめる
  • できないことは「仕方ない」と割り切る

ごく簡単にいうとこんなことです。

これらをよくみると、自分の行動考え方についてのことです。

つまり、怒りという「感情」は直接コントロールすることはできませんが、我慢するという「行動」や考え方を変えることによって、怒りという感情をコントロールしようということです。

そう、アンガーマネジメントもメンタルトレーニングの一種と言えるでしょう。

メンタルトレーニングでコントロールするものは行動考え方です。

例えば、あなたがイライラしているときに、ランニング、ウォーキングなど体を動かしているうちにスッキリしてきたという経験はないでしょうか?

イライラという「感情」は直接コントールできませんが、体を動かすという「行動」は自分でコントロールできますよね。

このように自分でコントロールできる「行動」や「考え方」によって、「感情」をよい状態に変えていこうというのがメンタルトレーニングの考え方なのです。

空手の試合での勝ち負けという結果はコントロールできませんが、正拳突きを1,000回練習するといった行動をコントロールすることはできます。

「負けたらどうしよう」という不安はコントロールできませんが、「自分にできることをすればいい」という考え方を変えることはできます。

自分にコントールできないものは「まあ、仕方ないよね」と割り切って、自分がコントロールできる練習量などの行動や考え方に集中するようにしてみてはどうでしょうか。

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