フロー状態に入るコツとは?

更新日:

トップアスリートが「ゾーンに入った」という話を聞いたことがあるでしょうか?

野球でボールが止まって見えるとか、ゴルフならカップが大きな穴に見えるとか、サッカーなら相手の動きが止まって見えるとか、超集中した心の状態です。

ゾーンに入ることができれば、自分の実力を100%、いや120%発揮できそうですね!

では、ゾーンに入ることはコントロールできるのでしょうか?

意識的にゾーンに入ることはできるのでしょうか?

これについてあるテレビ番組で、霊長類女子最強と言われるレスリングの吉田沙保里選手がインタビューに答えていました。

ゾーンは入ろうとして入れるものではないと。

ゾーンに入るのは偶然性が高く、意識してコントロールするのは難しいのです。

ゾーンに入ろうとするのではなく、ゾーンがむこうからやってくるように日頃から心のマネジメントをすることが大切なのです。

スポンサーリンク

ゾーンの手前の状態がフロー

ではゾーンを引き寄せる心のマネジメントとは何かというと、フローの状態を作りだすことです。

フローとはゾーンの手前の状態だと言われています。

まずはフローの状態に心を持っていくことで、ゾーンがやってくる可能性が高まるのです。

さきほどの吉田沙保里選手が同じ番組で松岡修三さんからこんなことを聞かれました。

吉田選手は世界選手権14連覇というとてつもない記録を持っていますが、ある世界選手権で負けそうになったとき、残り3秒で逆転勝ちをした試合があります。

松岡修造さんが「ああいうとき、焦ったりしないんですか?」と聞きました。

すると、吉田選手は逆に「みんな焦るんですか?」と聞き返したのです。

ちょっと常人には理解できない意味不明の発言ですよね。

普通は焦るでしょ。

しかし吉田選手は、

「ただ一生懸命にやっていればいつも一緒で、それが楽しいんじゃないですか」

「今に生きるということだけを意識していればそれでいい」

「すべきことにだけ全力を注ぐしかないです」

と答えたのです。

残り3秒、負けそう!となれば、誰だって焦ります。

しかし、考えてみてください。

例えば、競馬。

ゴールまであと100m。2位の馬と1位の馬の差は30m。

こんなとき、2位の馬は「ああ、もう逆転できない!」って焦っているんでしょうか?

多分、ただ走っているだけですよね。

何が言いたいかというと、「ああ、この状況はマズい」と意味付けしているのは自分だということです。

しかし吉田選手は残り3秒で負けそうな状況に「ああ、マズい」という意味付けをしていなかったということです。

つまり、同じ状況でも、人によって意味付けの内容が変わってくるということ。

では、ネガティブな意味付けではなく、自分にとってプラスになるようにするために必要なことは何でしょうか?

それは

・言葉
・表情
・行動
・思考

この4つのものです。

フローの状態というのは、ごく簡単にいうと「心がご機嫌な状態」のことです。

「もう最悪!」という言葉を使っていて心をご機嫌の状態にすることができるでしょうか?

下を向いた暗い表情で心はご機嫌になるでしょうか?

この記事で何度も書いているようにメンタルトレーニングでは「行動」と「思考」をコントロールします。

言葉は思考

表情は行動

ですよね。

思考と行動を好ましいものに変えることによって言葉も表情も好ましいものに変わります。

すると心がご機嫌になりフローの状態になります。

そしてこの先にゾーンがあるわけです。

まずは、常に心をフローの状態にできるように心がけてみましょう。

-空手の練習

Copyright© 空手ロード , 2019 All Rights Reserved.