空手の蹴りのスピードを上げるのに必要な2つのポイントとは?

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組手の試合で相手を圧倒する蹴りを極めるために必要なことは何だと思いますか?

多くの答えがあると思いますが、必要なもののひとつがスピードでしょう。

蹴りは突きに比べて動作が大きいため、よりスピードがあるほうが実際の試合では有利ですよね。

もちろん基本的な型(フォーム)ができていることが前提ですが。

その上で、相手に差をつけるためにスピードをつけたいところです。

蹴りのスピードを速くするためには、実は2つのポイントがあります。

この記事ではそれら2つのポイントについて説明します。

このポイントを理解した上で練習するのと、知らずに練習するのでは、組手の試合での結果も変わってくると思いますよ。

では、参ります!

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蹴りのスピードを速くする2つのポイントとは?

結論から言うと、蹴りのスピードを速くするポイントは

  • 筋力をつけること
  • 神経伝達スピードを上げること

この2つです。

蹴りのスピードを速くするための知識

蹴りのスピードを速くするための考え方は、突きのスピードを速くするための考え方と同じです。

突きのスピードを速くするための考え方・知識については、こちらの記事で詳しく説明しています。

【関連】空手の突きの威力&スピードを強化する練習法【組手の試合で勝つコツ】 

上記の記事とかぶることも多いですが、簡単に説明していきます。

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筋力をつけるには?

空手の突きも蹴りもそうなのですが、スピードをアップするためには「筋力」を上げる必要があります。

筋力を上げることで、筋肉の瞬発力(収縮速度)が高まります。

筋肉が素早く収縮するということは、それだけ動きが速くなるということです。

この「筋力」を上げるためには筋トレをする必要があるのですが、筋トレのやり方が間違っていると、どんなに時間をかけても筋力はアップせず、蹴りのスピードも速くなりません。

「筋トレをして何を鍛えたいのか」をしっかりと意識して筋トレを行いましょう。

そのためには、正しい筋トレの知識が必要ですね。

筋トレの理論を説明しだすとキリがないので、ここでは、基本的なことだけ。

筋トレの目標は?

ハードな筋トレをすると、みんなボディビルダーのようにムキムキマッチョになるかというとそんなことはありません。

マラソン選手だって筋トレはしますが、ムキムキにはなっていませんよね。

むしろガリガリ。

筋トレは「何を鍛えたいか」によって、やり方が異なります。

  • ボディビルダーのように筋肉を大きくしたい
  • 陸上の100m走の選手のように瞬発力をつけたい
  • マラソン選手のように持久力をつけたい

このように筋トレで得られる効果は大きく3つに分ける事ができます。

  • 筋肉を大きくする
  • 筋力(最大筋力)を高める
  • 筋肉の持久力をつける

よく勘違いされるのがボディビルダーのように「筋肉を大きく」すれば筋力も上がるのではないかということです。

もちろん筋肉を大きくすれば、筋力もある程度はアップするのですが、純粋に筋力を高めたい場合は、筋肉を大きくするときとは筋トレのやり方が変わってきます。

では、それぞれどんなトレーニングをすればよいのか見ていきましょう。

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筋肉を大きくするには?

筋トレの効果は、負荷(重量)と回数によって変わってきます。

例えば胸の筋肉を鍛えるためにベンチプレスという筋トレの種目をやるとします。

想像してみてください。

20回以上、上げられるくらいの軽い重量で筋力はアップするでしょうか?

素人が考えても、なんとなく筋力はアップしそうにないですよね。

でも、このように、20回以上軽く上げられる負荷で筋トレをすると、持久力に優れた赤筋(せっきん)という筋肉が刺激され鍛えられます。

筋力はアップしませんが、筋肉の時給力をつけることができます。

逆に、血管切れそうなくらい、力を入れまくっても3回上げるのが精一杯!という負荷をかけると、筋力がアップします。

そして、これらの中間、ギリギリ8~12回くらい持ち上げられる負荷で筋トレをすると筋肥大(筋繊維が太くなること)が起こります。

ムキムキマッチョな体になりたいなら、筋肥大を起こすために8~12回をやっと上げられる負荷で筋トレをするといいでしょう。

しかし、この記事を読んでいるあなたが欲しいのはムキムキの体でもなければ長く力を発揮できる筋持久力でもないはず。

組手の試合で蹴りを極めるためのスピードが欲しいはず。

蹴りのスピードを上げるためには、筋力を上げて、筋肉の収縮スピードを上げる必要があります。

筋力を上げるための筋トレは?

筋力を上げるための筋トレは3~4回ギリギリできる重量で、インターバルを長めに(4~5分)とりながら3セット程度繰り返すというやり方です。

7回も8回も上げられる重量はあなたにとって軽すぎます。

自分が限界ギリギリ上げられる重量がどれくらいなのかということをまずは把握してみましょう。

筋力がアップしてくれば、ギリギリ上げられる重量も増えてきます。

筋力は意外と早くアップするので、トレーニングの効果を実感できると思いますよ。

具体的にはどのようなトレーニングを行うのが蹴りのスピードアップには有効なのでしょうか?

【関連】空手の蹴りのスピードアップのための筋トレメニュー

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神経伝達スピードを上げるには?

では、もうひとつのポイントである神経伝達スピードについてです。

組手の試合で相手の突きを受けて反撃するなど、私たちは無意識に複雑な動作を行っています。

この動きのスタートは脳からの指令です。

脳が体を動かす指令を出し、その指令が神経を通じて筋肉に伝わることで動作をしています。

体の動きは神経がコントールしているのです。

動きを速くするには神経に刺激を与えることが必要です。

例えば、あなたは料理をするでしょうか?

包丁で野菜を切ったりすることはありますか?

たまにしか包丁を使わない人と、プロの料理人ではどちらが包丁をうまく速く使えるでしょうか?

もちろんプロの料理人ですよね。

なぜ、プロの料理人のほうがうまく、速く使えるのでしょうか?

それは、使っている回数が圧倒的に多いからです。

つまり、包丁を使うという動作を何万回、何十万回と繰り返して神経が刺激されるからうまく、速くなっていくのです。

歯磨きも同じ。

あなたが右利きなら左手で歯磨きしてみてください。

きっとうまくできないと思います。

でも、毎日左手で歯磨きしていれば、そのうち違和感なくできるようになるはずです。

つまり、神経伝達スピードを上げるには、同じ動作を何度も何度も繰り返すことが必要です。

同じ動作を繰り返し行うことで神経に刺激を与え、脳からの指令を伝達する神経を太くすることができるのです。

新しい刺激をどんどん神経や脳に与えることで、体が複雑な動きでも、より速くこなせるようになります。

これは、空手の動作も全く同じ。

突き、蹴り、同じ動作を気が遠くなるくらい繰り返すことで必ずスピードアップします。

神経伝達スピードを上げるためのトレーニング

神経伝達スピードを上げるには、上に書いた通り、同じ動作を繰り返す事が基本です。

正拳突きを全力で繰り返す。

前蹴りを全力で繰り返す。

全力でというところがポイントです。

自分の限界を超えるくらいの気持ちで全身全霊で突き、蹴りを行います。

だから、回数は多くできないはずです。

疲れたら、その日は終了。

これを毎日繰り返しているうちに、できる回数が増えていることに気づくでしょう。

突きのスピードを上げるための神経系トレーニングはチューブを使ってやると非常に効果的です。

【関連】空手の突きの威力&スピードを強化する練習法【組手の試合で勝つコツ】 

しかし、蹴りのスピードを上げる神経系トレーニングでは突きのトレーニングのようなチューブの使い方をするのは難しいでしょう。

ここでは、一般的に神経伝達速度アップのトレーニングとして知られるハーキーステップという練習法を紹介します。

動画のようなトレーニングを全力で繰り返すことで全身の神経系が刺激され、いわゆる反射神経が鍛えらえるでしょう。

蹴りのスピードだけでなく、組手での移動スピードもアップしそうですね!

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